えびね丸に乗り込んで、前方の座席の窓側に座った。湾内はそれほど揺れないが、外
海に出るとさすがに揺れる。45分も乗っているので、寝るか!しばし眠りにつく。
さっき寝たばかりじゃないか!

目が覚めると、前方に三宅島からでは良く見えなかった御蔵島が現れた。幸運にも酔
っていない。助かった。流石に酔ってしまうのではと思っていたのだ。


えびね丸より御蔵島を望む。始めて目前に広がるその風景は、要塞と言う名に相応し
く険しく切り立っていた。白く見えるものは、島内の建物である。どうやって行くの
だろうか?

1時間程の小舟の旅は終わり、念願の御蔵島に上陸した。船から降りる時は、揺れる
ので注意が必要である。(45分では着かないと思う)


港の風景。左の画像の急な坂を登らなくてはいけない。この坂がなんじゃこりゃぁ!
なのである。


これは6/4にミクラミヤマの採集できる道路から撮影した港である。黒潮の為、複
雑に潮が流れているのがわかる。ここではメジナが狙えるので時間があればやってみ
たかったが、クワガタ採集が出来なくなるので見送るしかなかった。

上陸には、駐在所の警官が付き添い(一応、東京都なのでパトカーには警視庁と書い
てある)宿の予約がない人はそのまま三宅島に送り返される。注意が必要だ。警官に
よっては来島目的を厳しく聞かれる場合もある。荷物を降ろし受け取ったあとは、民
宿の車で港を後にする。私はロッヂなので重い荷物を持って超!超!急な上り坂を上
がらなければいけない。というより登らなくてはいけない。30度はありそうだぞ。
さすがにキツク何度も荷物を降ろし、休み休み役場に向かった。役場にはロッヂのカ
ギを取りに行かなくてはならないのだ。インターネットで知り合った小林さんともこ
こで待ち合わせている。

途中、島民に逢って(ダーツの旅で言う、第一村人発見である)役場の道を聞く。途
中にロッヂがあるので荷物置いて行った方がいいとのこと。派出所や郵便局をすぎ、
ふれあい広場へ。ここにロッヂがある。海に向かった眺めもいい。そこに荷物を置き
さらに坂を登って役場に向かう。残念ながら平地はない。村内でもミクラミヤマも拾
えると聞いていたので、探してみたが役場までは見つけることが出来なかった。途中
、蝶も見かけた。

ふぅ〜。やっと、役場に着いたぞ!汗でビチョビチョだ。