今年最後?のジギング in 明石

2000年12月17日

夏以来、異常に釣れている明石のハマチ。20世紀最後を爆釣で飾るつもりでちょっと期待して出かけました。 今回は林崎から出船するS丸。しかし5時半出船だと言うのに船長は来ないし客は遅れるしで6時半の出港。おまけに雨まで降ってきた。 常連によると「爆釣明石」はすでに終わり、ここ数日は厳しい釣りが続いているらしい。 う〜ん、調査不足だったか・・・。

明石では標準的なゼナック3ozとミニチュアダックス 出港前のS丸 小さいけど釣りはしやすいです

メインポイントは淡路島の西側。視界も怪しくGPSも積んでいないのでひたすらシャクるしか無い。 船が小さくて足は滅法速いので移動のたびに体温を奪われ辛くなってくる。 前半戦でなんとか1匹のハマチを釣ったがサイズは1kg程度で夏と変わらないのはどう言うわけだろう?

まわりは遊漁船、プレジャー入り乱れてのジギング銀座であるがほとんど釣れていない。 餌釣りの船に聞いてもたいした釣果は上がってないようだ。 魚探の反応を見ながら移動を繰り返すが良い反応は無く、貴重なヒットもバラシが多い。
同船者の中では舳先に陣取った若者が一番調子が良く、彼の竿さばきが普通じゃないので底物でも狙ってるのかな?と思ったらしっかりハマチをヒットさせるのだ。 気になったので聞いてみたら「ボトムが砂地のときはイカナゴが這い出すようにしてます・・・」との事。 ふ〜ん、いろんな釣り方があるもんだ。 俺なんか10年ぐらいワンパターン、勉強になります。(^^ゞ

雨、雨、雨・・・。 淡路島が霞んで見えます・・・。 寒い、釣れない、雨止まない・・・。 既に戦闘意欲もありません。

なかなか釣れないし雨降ってるし寒いし・・・さすがの私も気合が抜けてきた。 70歳の船長は小刻みにポイント移動を繰り返すが単発ヒットのみ。 結局、舳先の若者が3本、私と艫の客が1本、ボーズ2名のお寒い結末。 爆釣モードだったら使うつもりでミニチュアダックスを2本も持ってきたのに何の役にも立たず、ジワジワ浸水する安物雨具のおかげで翌日は熱まで出る始末。 まさに今世紀最後のジギングを飾る見事な結末と言えましょう。 フ〜、ヤレヤレ・・・

6人でハマチが5本。 泣けてきます・・・