オーストラリアで巨大カンパチ!

2002年12月11〜16日

12月12日 カンパチバトル初日

パース空港から「Hillarys Harbour Resort Apartments」へ到着。 しばし仮眠の後、午前6時には港に集合だ。

ジェラート氏所有の「Blue Strike」 デカいぞ! ジグは自作メインで520〜860g。 重いぞ! 初サムソンは30kg。 走るぞ!

全長70ftの「Blue Strike」に乗り込み、1時間半のクルージングでポイントに到着。 トラブルを避けるため右舷に4人並んでゲーム開始である。 水深は115m。 自作ジグがボトムに着き、ゆっくりジャークを始めると「ゴンゴンゴン!」とアタリ。 「おぉ!喰った喰った!」 確実に食い込ませ(?)てフッキング。 「ギュイ〜ン!!」 8kgに設定したマーフィックスからものすごい勢いでラインが出る。 「うぉ〜!凄えぞ!」 20mほど走ったところで「フッ」とバレた。 ホッとする間もなく 「ゴンゴン! ギュイ〜ン!」 2匹目がすぐにヒットしてまた走る。 「ひぇ〜!また喰っちまった!」 すっかりヘロヘロになりつつ1匹目をキャッチ! 30kg級の立派なサムソンフィッシュだ。

ホッツの南さん。 ライトタックルで絶好調! バレーヒルの村井さん。 初サムソンは34kgだ! 台湾のトウさん。 豪腕でガンガン釣ります!
富所さんの自作ジグはなんと1.6kg! 釣れるのか? なんの問題も無くヒット! やっぱり30kgオーバーだ!

全員が無事キャッチしてまた私の順番。 ボトムで喰らいついたサムソンは今度も良く走り、ドラグを10kg超にしても一向に止まる気配が無い。 無理してバレるのもイヤなので耐えて待っていると走りが鈍くなった。 ロッドを立ててグイグイ巻き上げ、走り出したらまた耐える。 水深80m付近で強烈な締め込みを見せるが最初ほどのパワーは無く、50mを切るあたりからはリフティングだけの作業だ。 また30kg級かな〜と思っていたら 「デカそうだな〜」と茂木さん。 やたら透明度の高い水中から巨体が浮かび上がる。 「で、デカイ!」 

うひゃ〜! 重いよ〜!! か、顔が見えません・・・ 憧れの添い寝。 私より体格の良いサムソンでした!

「ピクチャーピクチャー!」 茂木さんがクルーに写真撮影の指示を出す。 巨体を抱いての記念撮影だ。 雑誌で見た憧れのシーンの中に自分が居る。 もう嬉しくてしょうがない。  この1匹は正確な検量の為にキープ。 まだまだ釣りは続くのだ。

南さんの華麗なファイト。 勉強になりました。 川口さんはロングロッドで楽しんでます。 屈辱の船べりファイト。 この後バレました・・・

3匹目は15kgの小型。 しかし4匹目がデカかった。 フッキングして数メートル巻き上げたところで一気に走られ、身体ごとハンドレールにぶっ飛ばされる。 「ガキッ!」 鈍い音がして腕時計が割れ、左手首を強打。 情けないけど私の力では太刀打ちできない。 「何やってんだ!ちゃんと戦え!」 茂木さんの蹴りが入るがロッドを起こす事すら出来ない私。 「ダ、ダメです。 ちとデカ過ぎます・・・」 最後は根ズレでリーダーブレイク。 残念って言うか自分が情けなくて腹立ってきた。

次の流しも私が攻める。 すぐにヒット! 今度は巻き上げる隙も無く一気に走り、またまたぶっ飛ばされる私。 「おいおい、もう電池切れか?」 茂木さんが呆れる。 「こ、今度は桁外れっす。 話になりません・・・」 あまりのパワーに無理せず船べりファイトに移行。 ドラグはかなり締め込んであるがジリジリと出て行くPE8号。 このままではまた根ズレでやられる。 「もうファールでも何でもイイから獲れ! なんなら船で追っかけても良いぞ!」 と茂木さん。 しかし、次の走りでフックが外れてバレてしまう。 う〜ん、なかなか上手く行きませんな〜。。。

3年連続参加の太田さん。 35kgだ! 161cm 42.5kg 自己記録を大幅に更新です! 宿泊は港を一望できるコンドミニアム。 快適です!

一人一日5匹のリミットだが私はまだ3匹しかキャッチしていない。 しかし、先ほどのバトルで電池が切れ、戦闘不能となって本日は終了。  港に戻って今日のビッグワンを検量することになった。 結果=重量42.5kg 全長161cm なんと私にとって始めての40kgオーバーとなりました!(^o^)

この日の夜は村井さんが釣ったシマアジと茂木さんが用意してくれたイセエビで豪華な宴会となった。 シマアジもイセエビも絶品でビールも旨い! 明日も頑張るぞ!



私の釣果=30kg、42.5kg、15kg 総重量=87.5kg

全体の釣果=30kgオーバー9本を含む38本。 総重量=931.5kg

怒涛のバトル2日目へ続く!