七夕サットウin清水

2001年7月7日

いよいよ今年もサットウ(アブラソコムツ)のシーズンが始まった。 ネットの私設掲示板での呼びかけで集まったのは、千葉からペンギン阿部さん、東京からいまがわさん、神奈川からおおくぼさん、静岡から桜エビ蔵さんと大ちゃん、名古屋からこうへいくん、三重から馬鹿殿さん、兵庫から前田ぴん蔵さんと私、鳥取から中嶋さんと山尾さんと、全国から選りすぐりの大馬鹿共が清水のデニーズに集ったのである。

デニーズでは「出船前ミーティング」と称して大量のビールが消費される。 参加者のテンションは上がり続け、誰もが爆釣を期待しながら出港を迎えた。
参加11名の勇姿。元気だったのはここまで・・・
出港直後、港内でタチウオを狙ってライトタックルで探るがまったくアタリが無い。 さっさと見切りを付け、サットウのポイントまで移動。 いよいよサットウ釣りの始まりである。
こうへいくんです。そ、その竿は・・・(爆)
昨年の由比の記憶も生々しいので一投目から過剰な期待を込めて攻める。 この日の為にロッドもリールも新調し、気合は半端では無いのだが肝心のサットウはアタリもカスリもしない。 いつもは餌取りのおかげで頻繁に付け替える餌が今回は無くなる気配すら無いのだ。 「おかしい、こんな筈は・・・」 
そのうち突然、入れ食いモードが始まるのでは? と期待しながら頑張るのだが大量の流れ藻や早い潮でやりにくい状態である。 はるばる鳥取から来た中嶋さんは「寝ます!」と宣言しキャビンに引っ込んでしまった。

10ozのジグにサバとイカを付け100mまで落とし、ロッドをゆっくりあおりながら90mまで巻き上げた時に「ガツガツ!」と待望のアタリ! ちょっと送り込んで「ゴゴゴンゴン!」と喰ったところで渾身のフッキング! 「よっしゃ!乗ったぁ!」 青いマーフィックスのドラグが快調に作動し、ラインは真下に突っ込んで行く。 「ありゃ、ドラグ弱かったかな?」 ま、走るだけ走ってもらいましょう・・・(笑)
走りが止まってからは巻くだけですんなり寄ってきた。 かなり小さいが本命のサットウ。 5〜6kgなのに良く走るもんですね〜。
やっと釣れたサットウ。こんな小さいの初めて見ました。
その後、ペンギン安部さんとこうへいくんにバラムツがヒットした以外に釣果は無く、前代未聞の不漁な結果となってしまいました。 三重から参加の馬鹿殿さんや兵庫の前田ピン蔵さんは初挑戦だっただけに残念でなりません。 やはり時期的に少々早かったようでもあります。
下船後はやはりファミレスで「反省会」となるがみなさん疲労の色は隠せない。 ただし、キャビンで爆睡した中嶋さんだけは絶好調でありました。

帰路は伊丹の前田ピン蔵さん宅まで380km。 兵庫の私の自宅までは420km。 鳥取までは・・・気が遠くなりそうですね・・・(笑)