7/20にスギリンと行ったタマムシ採集を紹介いたします。クワガタオンリーの方
には実に興味深い記事となるでしょう。私もタマムシ採集と言うのは始めてて、興味
津々でした。注:タマムシ=ヤマトタマムシの事と思って下さい。

スギリンが仕事中に発見したタマムシポイントである。仕事中に頭上をガンガン飛ん
で行くので探しに行って発見したそうだ。


タマムシポイントに向うスギリン。右手にケヤキ(食樹)がある。奥に控えるのは
もちろん伐採地である。(タマムシ採集の定番の立地条件)

ポイントに入ると目についたのが、コナラの大木に付くカブト。
これが、またデカイ。クワ馬鹿に投稿したのでそちらで見てくれ。発刊したらこち
らにも載せる予定だ。その他、オオムラサキ、スジ♂。これらはすかさず採集した。
三角紙を持ってきていなかったので、雑誌のエロチックグラビアで即席三角紙を作
る。

桜の木を探したが、今回は付いていなかった。そこで、ケヤキの木を蹴る。ドン。
すると、頭上の葉の茂る部分より、、、。あっ!タマムシだ!すかさず4、5の網で
採集する。オスだ!♂♀の見分け方は大きさと、交尾器の形ですぐ分かる。大きいの
が♀です。でも、4、5メートルの網じゃ足りないなぁ。

これがヤマトタマムシ♂。美しい。

あとは、伐採地見回りでカミキリとタマムシを追加します。私は初めてなので
スギリンに教わりながらの採集である。次に見たのはマツの伐採木である。日陰側を
見るとウバタマが付いているそうだ。しかし、ウバタマは発見できなかった。

さらに上ると倒木に付くルリボシカミキリを発見。即毒瓶行きである。その他、
アカハナカミキリ等も沢山いたが(真面目に採集すれば3桁はすぐ)1頭だけ採集。


山を下りる時に、1♀追加である。木を蹴ると、タマムシが飛ぶがなかなか採れない。
数も少ないようだ。お気楽採集なので次のポイントへ。

ここは、カブトの付く木があって沢山のカブトとアオカナブンがいた。
ここは観察するのみである。クロカナをこの辺で探しているのだが、標高が足りない
のか見つけていない。

そして、農道脇に置いてあるコナラの倒木上でタマムシ♀ゲット!産卵に来ていた
ものである。


♀のタマムシ。♂より一回り大きい。


これの表面に付いていたのだ。

ベストシーズンになれば、50頭は採集できるそうだ。今回、3頭しか採集出来なか
ったものの楽しい時間を過ごす事ができた。こりゃ、病み付きになるぞ。