一番始めに社長さんとお話したのは、11月の頭に電話で取材の電話をした時
でした。その時は、外出しているとの事で戻られてからお電話を
いただいたのでした。その電話の声は、なんと『女性の声』だったのです!
そう!ミタニの社長さんは女性だったのです!
(知らなかったでしょう?)

〜ここは、残念ながら画像はありません〜

見学から戻った私は、Kさんと話をしていました。(もちろん虫の話)
しばらくして、社長室に案内されました。そこで、ミタニの会社創立のお話や
経営方針、出荷状況などを聞きましたので紹介しますね。

社長さんは、ミタニを創立する前はIBMのキーパンチャーをしていたそうです。
しかし、人に使われるのではなく、自分で何かをしたいと言う考えを持ちつづけて
いたそうです。そして、約30年程前に茨城でこの仕事を始めたのでした。
(その時、なんと24歳!)

なぜ?昆虫関係の仕事を?
S42年の朝◯新聞の記事で『昆虫ブーム』の記事を見たのが切っ掛けだそうです。
茨城で創立したのは、昔からカブトムシ、クワガタムシの産地だからだそうです。
創立当初は、カブト、クワガタを合わせると年間『100万頭』の出荷。

経営方針
・虫を出荷する時は、お腹いっぱいの元気な虫を送る。
 『虫が命』ともおっしゃってました。
・オオクワを啓蒙し、子でも買えるようにする。
・挨拶と整理整頓、掃除が基本(チリ一つ無い会社でした)
・仕入れは、感と度胸で現金仕入れ(数が半端じゃ無いので凄い事ですよね)

現在の出荷状況
・昆虫業界では、全国でシェア60%を占める。
・幼虫出荷は、カブト、クワガタ合わせて約20万匹(頭)
・成虫出荷は、約80〜90万匹(頭)
・くぬぎマットは、合計すると年間約50万袋。
 ちなみに純太君と大王、合わせて約30万袋。
・売り上げ割り合いは、生体25%、飼育材75%。
・出荷のピークは、7月の2週目以降から(メチャクチャ忙しいそうです)