凄まじい勢いで降っていた雨も、夕方には弱くなってきた。今日は採取可能なのだろ
うか?チェンさんから電話があり、雨がやんだら採集にいく事になった。雨が上がり
この蒸し暑さで月が出ていないとすれば期待できるだろう。

どうやら雨も上がり、チェンさんが車で迎えに来てくれた。それでは、ポイントに
出発だ。外に出ると物凄い湿気だった。

ここで、ポイントの説明をしよう、、、。
台北市街地から近いこのポイントは、タイワンオオ、シェンクリングを始め、ノコギ
リマルバネが採集されることで有名だ。採集方法は、街灯見回りである。台湾大学の
学生コレクターも数多く訪れ、競争になる事もある。


チェンさんのジープでの散策である。路面はまだ濡れており、街灯に集まる蛾も少な
い。大丈夫だろうか、、、。


いたいた。タイワンヒラタである。日本の本土ヒラタにそっくりだ。あとは、カブト
ムシが少しである。


街灯付近に捨てられていた竹に入ろうとしているヒラタ♂。

ん?スギリンが何か採集したらしいぞ!


ジャーン!マルバネノコギリである。しかも小さい。ミニギネスだ!珍品を採集して
スギリンも嬉しそうだ。チェンさんはこれだけでも今日来た甲斐があったと言ってい
る。確かにそうだ。もう帰っても良いくらいだ。

とは、いかない。もう少し頑張って採集だ。


大きい蛾。蛾屋の知り合いがいなくて良かった。いたら凄い数のお土産を持って帰る
事になっていただろう。

チェンさんがポイントの説明(何がどうやって採れたかなど)をしながら、とってお
きのポイントに行く。もしかしたらタイワンオオが採集できるかも?

養鱒場がポイントだった。ゲートをくぐり中へ入る。大きな犬がいて古屋の脇に街灯
があり、チェンさんが引き付けて私が探す。いけすの街灯も探すがここでは採集する
事が出来なかった。その前にオオニツヤ♀やヒラタは採集しました。

次はカミキリポイントにGO!