スギリンは仕事の疲れも出たのだろう。岩場で死んだように眠っている。
(いや〜ん/スギリン談)


私は座って休憩していたのだが、さっきまでいなかった所にヒメオオが付いていた。
♀かなぁ〜と思っていたら極小の♂だった。

1時間位休憩したので採集を開始した。スギリンは今度はタマムシ採集に切り替え
る。林道脇に生えるヤシャブシでルイスナカボソタマムシを狙うのだ。私は、一応
ヒメオオだか適当に採集する。ムラサキツヤハナムグリを採集して、『良いお土産が
できた』と喜んでいた。

スギリンがスィーピングで採集したようだ。


これがルイスナカボソタマムシ。本当はシリグロナカボソが欲しくてたまらないよう
だが超超珍品でそんなに簡単にお目にかかれる物ではない。

私はその後、先に進んで行き数頭ヒメオオを追加した。自動車で寝て待っていると
1時間遅れでスギリンが帰ってきた。トータルで3exs採集していた。ヒメオオは
2人で50位だった。7月でこの位、最大は53だったのでまぁまぁかな?

夕方はスギリンの知人と土場で待ち合わせなのでそこへ向かう。行って見るとまだ到
着していなかった。腹が減ったので飯を食い行ってみるとライトトラップをしてい
た。しばらく雑談しているうちに裸足の私達はめちゃくちゃヤブカに刺されてしまっ
た。かい〜。

別れて少し街灯を見回ってみたが虫も少なくどうでもいいので早々に眠りに付く。