今日はGWまっただ中。本当は地元のポイントに行きたいのだが、崖崩れとこの温度
で中止になったのだ。どこに行こうかなとスギリンと相談してここに決まった。

現地の林道へ入ると入り口に崖崩れのため侵入禁止の看板が、、、。ホントどこの林
道もこんな具合だ。その他、関東ナンバーの車は数台止まっていてキャンプしている
ようだ。さて、さて。

道は崖からの落石や路肩崩壊などでスギリンのジムニーじゃないときついね。ん?
あんなところに怪しい人物が!鳥かごのようなものを持っている。ふふ〜ん。野鳥の
密猟だな。こんなところにもいるんだね〜。

林道脇のブナの新芽はやはりまだ硬く閉ざされている。ちょと赤がれのミズナラの大
木を見つけたので割ってみた。クワは出ないがオサが出た。斜面の上に立ち枯れが見
えたので私は登ってみた。

肝心の倒木に到着する前に木の周りに上部から落ちてきたと思われる朽ち木片があっ
た。すかさず割ってみた。


おっ?でたでた。クワガタじゃないな、、、。


お〜、オオチャイロハナムグリの幼虫だ。ちょっと嬉しい。この朽ち木片か付いてい
た周辺にはもっと沢山いるんだろうな。残念ながら1頭しか採集できなかった。

下の方でスギリンが呼んでいる。こっちへくるようだ。スギリンもオオチャイロを見
てビックリしていたようだった。あそこにも良さそうなのあるよと教え、そっちで材
採が始まった。私は目当ての立ち枯れを削るが、散乱痕はあるものの何もでない。

スギリンが何か凄いものを見つけたようだ。


なんと、ヒメオオの♀の死骸である。右下はおまけのスジの死骸。ここでのヒメオオ
の記録はこれが初だろう。ここはブナはたくさんあるが、ヤナギが全くと言っていい
程なく、スギリンが過去何度も玉砕されている。

こんな感じで場所移動だ。