私はオニの標本が欲しかったので聞いてみた。すると、、、材採(ポアツァー)する
か?なんて聞かれた。訳も分からず、もちろん!と答えると。朽ち木を持ってきた。
どうやらこの中に入っているらしい。シートをひきいて割ってみた。すると、、、


特大のモチズキクワガタ♂があらわれた。デカイ。


今度はタイワンオニの屍骸が出てきた。材採を3本やってみたが目的の完品は出てこ
なかった。残念。その時にあったヘキロクオニとキンオニを購入する。ヘキロクオニ
は鞍馬山と大雪山のものだ。キンオニ♂は家に帰って展足してみたら、触覚がなかっ
た。あ〜。そう言えば標本を乾燥する時、ヒヨコ電球を使っていたのが印象的。そう
いえば劉くんの家でも。確かにこの温度と湿度ならカビるか腐るだろう。

奥さんが水餃子を作って来てくれたのでみんなで食した。うめ〜。

窓をあけて走ると夜は寒いくらいの風である。道路は夕方降った雨で濡れている。
日月潭に着くと湖面に月が映ってとてもきれいだ。一応、この当たりもクワガタポイ
ントとして有名だが、湖を取り囲むように走る道路の電球はオレンジ灯である。残念
だがそれでも条件のいいところには日本と同じようにクワガタが集まるようで、見な
がら進む。そして、ここで車をとめてルッキングした。


日本で言うお寺、廟である。ここの電球に来るらしいのだが、今日は月も大きく条件
も悪い。多分、だめだろう。


私は特大のカブトムシ1♂だけを採集した。台湾のカブトムシは胸角が細く、赤い
固体が多い。クワガタはボウズで他のカブトは見向きもせず朱さんの家へ向かった。
ちなみに、、、
Allomyrina dichotoma tunobosonis(台湾亜種)
Allomyrina dichotoma septentrionalis(日本亜種)
Allomyrina dichotoma takarai(沖縄亜種)
Allomyrina dichotoma inchachina
(久米島亜種)

朱さんの家に着くと荷物を降ろして、虫を見せてもらった。スゲ〜